奈良民医連は、無差別・平等の医療・介護の実現をめざす組織として、人権を尊重した医療・介護・福祉をすすめ、県民のいのちと健康をまもること。地域住民の要求に応え困難を共同の力で解決するため、地域・職域の人びとと共に、医療機関、福祉施設、行政などとの連携をすすめ、安心して住み続けられるまちづくりをすすめること。また、この取り組みの土台としての平和憲法の擁護、一切の戦争政策に反対し、権利としての社会保障制度の確立を求めて運動を組織することを社会的使命としています。

 

いま、格差と貧困は広がり、超高齢社会を迎えています。

政府は都道府県単位で地域医療構想に基づく医療・介護の供給体制の再編、自己責任と医療・介護の営利市場化をベースにした「地域包括ケアシステム」を組み上げ、社会保障の解体をすすめ続けています。

民医連はこれに抗し、「貧困と格差、超高齢社会に立ち向かう無差別・平等の医療・介護」の実践と「安全、倫理、共同のいとなみを軸とした総合的な医療・介護の質の向上」の実践とその「見える化」をすすめています。

 

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