くらしと社会保障のとりくみ

 「病気で苦しむ患者さんのためによい医療をしたい」と、私たちは毎日働いています。でも、医療の現場ではこの間の医療改悪の影響が広がっています。救急車で運ばれた腹痛の患者さんが「お金がないので痛み止めだけでいい」と治療を受けずに帰る、「釘を踏んだ大工さんが手当てをせずに、足が化膿してしまった」などの事例もでています。「今日は薬だけでいい。検査はこの次に」など、医療・福祉に携わるものとして見過ごせない訴えも聞かれます。
 長引く不況のもとでリストラ・倒産・失業など国民生活の困窮が進んでいます。そして、患者さんが必要な医療から遠ざけられる事態が広がっています。しかも、小泉構造改革では、さらなる医療・年金・介護の改悪を計画し、具体化の準備を進めています。
 私たちは、日々接する患者さんに安全・安心のよい医療を提供する仕事を大切にしながら、地域の人々と一緒に、医療・福祉を充実させるために力を合わせて活動することが求められます。
 地域に出かけ、患者さんや地域の人々の実情をつかむ活動を結んで学習をすすめていきましょう。地域での懇談会や学習会、職場での勉強会をたくさん開いていきましょう。学習を基本にたたかう力を蓄え、患者さん・共同組織・地域のみなさんと共同した社保活動を広げていきましょう。


2004年4月20日(火)

奈良県の乳幼児医療費無料化を求める県下統一行動

奈良県では「子どもの医療費無料化」制度が他府県に比べても著しく劣っています。奈良県は「結婚ワクワク子どもすくすくプラン」(奈良県少子化対策実施計画。平成13〜17年度の5カ年計画)で「結婚や子育てに夢や希望を持つことができる環境づくり」「子どもが健やかに育つための環境づくり」などを掲げていますがしかしその中に、乳幼児医療費助成制度の拡充は含まれていません。その基本目標の実現のためにも、ぜひ拡充したいものです。
この日は、子どもの医療費無料化を求める会を中心として奈良民主医療機関連合会の各加盟院所が県下の駅頭にて「子どもの医療費無料化を求める」署名活動を行いました。


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