震災から14年、土庫病院で避難者健診

11月22日(土)土庫病院で避難者健診が行われ、当日3名のキャンセルがありましたが9世帯19名の方が健診に来られました。
避難者健診とは、2012年12月から東日本大震災による福島の原子力発電所の事故のため、被ばくの影響を逃れるため奈良に避難されてきた方々を対象に甲状腺エコー検査などを実施しています。
受診されるご家族ごとに様々なお話を伺うと、東日本大震災・福島原発事故から15年近く経過する中で避難者の方が抱えている状況も、放射能の体への影響からお子さんの成長や親の介護、仕事の継続など様々に変化していることが良くわかります。
初めて参加するスタッフ、研修医、介護職のみなさんにも協力を頂いて手厚い体制で受け入れましたが、身体測定、問診、採血検査、甲状腺エコー検査、診察と回るなかで、困っていること、不安等をお聞きすることもできました。
次はおかたに病院で2月に行われます。

【参加した職員の感想】
・避難してきたとき1歳だったお子さんが高校1年生になられて健診に参加されました。「当時は不安もあったが月日がたってなんとか落ち着いている、15年前から健診を続けて頂いて感謝しております」と仰っていました。

・職員にも「避難者健診て何だろう」と思っている人も多く、もっと広めた方が良いと思います。私は初めての参加でしたが、実際に受健者の方と会話して今も苦しんでいる話を伺いました。これはもっといろんな人に感じて欲しいと思うので各職場から人員を出せるようにすると良いと思いました。

・十分な人員配置で行うからこそ、ゆったりとした時間の中で健診が出来ていると思うので、これからも医療者側のゆとりのある体制づくりは大切にしていくべきところと思いました。