「熱中症調査2024」記者会見実施

奈良民医連医療介護活動委員会と、社会保障推進・平和委員会では、2024年度の「熱中症対策調査」の内容をまとめています。2025年も暑くなる予報の中、5月15日に室田社保委員長、奈良民医連事務局とで奈良県庁で記者会見を行いました。報告では、経済状態の課題と高齢者の方 でエアコンを使わない傾向が強く、熱中症のリスクがあることが浮き彫りになっています。4社の新聞記者さんから、「どういう方々に訪問を実施したのか、高齢者の熱中症リスクの考え方、年々35度以上の猛暑日数が増えている実態、行政によるクーラー補助の実態、今年も熱中症調査を実施するのか」、などなどさまざまな角度で取材を受けました。医療者が実際にお宅に訪問し実状を聞き取ったデータは、大変貴重なデータです。引き続き、他県の民医連のデータとも連携するなどし、地域をまもる政策につなげていけるよう取り組みを継続していきます。
(5/18 奈良新聞1面の記事に掲載されました)