熱中症予防の対策調査で、地域への訪問行動

 今年も暑い夏でした。今年は過去2年には及ばないものの、気温は平年よりかなり高く、猛暑が続き、2024年との違いとして、梅雨入り・梅雨明けが早く、夏の前半から台風の発生が多くありました。そんな中、6/18に熱中症予防のための地域訪問行動をスタートさせました。病棟看護師と「なら健康友の会」事務局員で患者さん宅にうかがいました。病棟看護師は、初の地域訪問で緊張していましたが無事聞き取り調査を終えることが出来ました。

 患者さんは、対話中の受け答えもしっかりされていて、熱中症予防をしつつ、自宅に閉じこもらないように外でもボランティア活動をされているとのことで、至急の支援が必要ではありませんでした。しかし、15時にうかがったときは、外の気温は35度もあるときでしたが、エアコンはOFFで室温は30度、湿度は41%でした。エアコンをつけて過ごしていただいています。

 訪問した病棟看護師は「民医連として患者さんの安全安心が保てるように、また患者さん・利用者さんと医療・介護サービスをつなぎ、健康的な生活を送れるようにすることが地域づくりにおいてとても大切であると学ぶことができました。病棟でも、退院される患者さんの中で、暮らしの支援に繋げる必要がある人をリストアップして、退院後も安心して生活できるように努めていきたいです。」と感想を言っていました。

 奈良民医連の各事業所では、9月末まで熱中症予防のための対策調査を行っています。