第3回医療と介護のお仕事フェアを開催しました

7/21(月・祝)、医療と介護のお仕事フェアを奈良商工会議所にて実施しました。お仕事フェアは、若い学生の方に将来、進路を選ぶとき医療・介護の仕事を選んでもらえるように、理解を深めてもらうための取り組みとして、 2024年度から開催しています。今回は対象を高校生だけでなく、中学生にも広げ、奈良県の全高校・中学と一部の京都府の高校にも案内送付し、参加されたのは高校生18名、中学生11名となりました。

まず、臨床研修医の森田医師による医療の「多職種連携」について講演を行いました。その後、事例を用いた多職種連携として、救急搬送から大腿骨骨折で入院し、退院後に介護サービスを利用するという一連の事例の中で、各職種がどのように関わり、役割を果たしているのかを説明しました。その後、医師、看護師、薬剤師、リハビリ、検査技師、放射線技師、介護職、栄養士・調理師、ソーシャルワーカー、医療系マネジメント(事務)に分かれて希望者に体験型の職種説明を実施。

企画の最後に、オプション企画として、吉田病院、あしび薬局、こがねの里にて、医師・薬剤師・リハビリ・放射線技師・介護職がそれぞれ希望者に対して実際の現場を見てもらい、各職種の仕事について実感を持った体験となるように説明を行いました。

事例紹介、施設見学は両方とも初めての取り組みでしたが、参加者の感想からは好評であったことがうかがえます。中には、「オプション企画として病院での体験をしたことで、放射線技師として働いている人のことを知れて良かったと思う。仕事について1つ1つ教えてくれて、放射線技師として働きたいと思う気落ちがよりいっそう強くなった。」という感想もありました。将来の人材確保に繋がることを楽しみにしたいと思います(事務局:西岡)。